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千円のエナジードリンク

 昨日のことだ。前の晩、遅くまで資料を作っていたため、かなり、疲れた状態で出勤した。
 
 外は大雨だった。会社の最寄り駅を降りて、歩いている間に、自動販売機にエナジードリンクがあるのを見つけた。疲れた体にはこれが一番だ。

 傘をさしたまま、片方の手で財布を出してみると、小銭が6円しかない。札入れを見ると千円札が二枚しかない。一枚を取りだして、販売機に挿入した。エナジードリンクのボタンを押し、取りだし口から手に取り、飲みながら歩いて会社へ向かった。

 会社で一時間ほど働いた後、のどが渇いたので、一階にある自動販売機へ行って、はっと気づいた。会社へ来る時、千円札を使ったのだから、お釣りの小銭があるはずだ。ドリンクが210円だったから、796円あるはずだ。それがないのだ。仕方なく最後の千円札を使ってコーヒーを買って飲んだ。この自動販売機は購入したら、すぐにお釣りがジャラジャラと音を立てて落ちてくる仕組みだ。今度はきちんとおつりを取って、また仕事に戻ったが、自己嫌悪で心が晴れないまま、夕方まで仕事をした。

 帰宅途中、お釣りを取り忘れた自動販売機を探したが、どこの自動販売機だったのかも忘れていて、見つけられなかった。見つけたところでお釣りがあるはずもない。

 気持ちを切り替えないと、何ともやりきれない。プラス思考で行こう!そうだ!ぼくは千円のエナジードリンクを飲んだんだ。だから、効果は抜群だったのだ。そう考えることにした。
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衝突

中学生の時、雨の日、自転車で帰宅していた。猛スピードで自転車を走らせていて、路上駐車している自動車に衝突した。自転車は大破、ぼくも少し怪我をしたようだった。呆然としていたら、建物から人が出てきて、自動車の後部を調べている。僕を見て「バカ野郎、前を見て走れ」とどなった。壊れた自転車を引いて家へ帰った。

高校生の時、クラブも勉強もうまくいかず、悲しみのまま帰宅しようと学校の門を出て信号を渡っていたら、急ブレーキの音がして、僕ははねられた。「車の窓が開き、「バカ野郎、ちゃんと信号を見て渡れ」そうどなって走り去った。それからゆっくり歩いてバスで帰宅。

大学生の時、彼女と別れ、失意のまま、帰る時、駅のホームを歩いていて、柱にぶつかった。眼鏡が割れて、顔中生ぬるいものがながれていた。トイレに駆け込み、鏡を見たら、顔中血だらけだった。トイレットペーパーで血を拭き、顔を洗って、家へ帰った。

今でも顔に傷が残っている。心の傷も消えない。

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