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未熟な指導者

 作家の池波正太郎のことば。「未熟ということは大切なんだよ。僕だって未熟。天狗になったらおしまいだよ。」

 これは語学学習者とかにはふさわしいことばだ。私の日本語は完璧だと思ったことがない。死ぬまで勉強するほかないと思っている。よく、自分の日本語は完璧だという外国人学生に出会う。また、スポーツ選手の場合もそうだ。先日チェコと引き分けたあと、監督は一応の成果が見られたと評した。だが、ロシアリーグで活躍する本田選手はまったく満足していない。最低ラインの仕事をしたに過ぎないというような内容の発言をした。もっと高みを目指さなければならないとも言った。満足するものに成長はないのだから。

 ところで、国の指導者たるものが、もし、「私は未熟だ」などという発言をしたら、どうだろうか。

 今日で、菅内閣発足から一年になるという。官房長官の言葉によると、この一年で成果といえるものはないという。まったく未熟な政府で申し訳ないと言っているようなものだ。これでは、とっくに崩れかけていた国民の信頼が、本当に崩れ落ち、瓦礫(がれき)となることだろう。瓦礫と言えば、テレビなどで見る被災地の瓦礫は放置されたままである。瓦礫と化した政府では被災地の瓦礫も片付ける余力がないのだろうか。

 ドイツで脱原発宣言をしたという。日本はどうするのか、例えば、「国を挙げて、原発に頼らず、何とかやっていこう」という意気込みを政府が見せれば、付いていく国民は多いのではないだろうか。何でもいい、将来を見通した発言、断固とした姿勢を貫いて、国民を強いリーダーシップで導いていって欲しい。未熟でいいなどと思っている国民は一人もいない。
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