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虫の音聞こゆ

 深夜、ふと耳を澄ませば聞こえてくるのは虫の音。

 昨日の夜はあれほどにぎやかだった蝉の声が聞こえない。

 虫の音に秋の訪れを感じる。



 そういえば、今日は旧暦で初秋の15日。

 古い日本の歌に、こんなのがある。

   秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる

   (秋が来たのだと 目にはっきりと 見えないけれど、風の音で 秋が来たのだとはっとしてしまうことだ)

 夏と秋の間には境目があるわけではない。

 暑い暑いと言っているうちに、気がついたら、秋がこっそりと忍びび寄っているのだ。



 今春、地震、津波、原発の三重苦に見舞われた東北地方では、厳しい猛暑の中、今、静かに初盆を迎えている。

 新聞などには、未だ「今夏」ということばが、目立つ。それだけ、夏はいよいよこれからだという気持ちがあるのだろう。

 しかし、夏の蝉と秋の虫たちは誰よりも秋の到来を知っている。

 メディアに踊らされることのない、虫たちの営みに感動する。


  盆の入り 虫の音聞こゆ  夜更けかな
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