成人の日に思うこと!

 1月12日は成人式だ。

 成人式といえば、私が二十歳の時、大学のある市主宰の成人式があったのだが、私は参加していない。というのも、その日は先輩たちが私の下宿に来ていて、いっしょに麻雀をしていた。先輩たちはそんなもの出なくてもいい、マージャン卓を囲っているほうがよっぽどいいぞと言われた、たったそれだけの理由だ。

 考えてみれば、大学生の時、いつも麻雀をしていたような気がする。19歳の冬もそうだ、先輩たちが来て、いっしょに麻雀をしていた時、「ハハキトクスグカエレ」という電報が来た。慌てて帰ったら、母が出迎えてくれた。あの電報は何だと思ったら、電報を打ったのは父で、母というのは、父の母だった。つまり私の祖母が亡くなったのだった。

 成人式の日に話を戻せば、あの日、わたしは成人式に出たかったことが今でも後悔の種になっている。一生に一度しかない儀式。そのことが、今の私の未熟さに通じているのかもしれない。

 だが、思う、成人とは何か?単なる肉体の成人ではない。心の成長した人のことだと思う。今の30歳の人はようやく昔の20歳の人の精神年齢に到達すると言われている。30歳過ぎた大人の女性が昔の子どもが好んだぬいぐるみや人形に夢中になるという時代。くまモンの流行もその表れだと思う。

 こんな時代、20歳の人たちはどうなのだろうかと思う。時代は繰り返すという。今年成人した人たちは、かつて30前後で時代を動かした坂本竜馬たちと同じように、若くして社会を動かすのではないかと期待している。

 己の二十歳のころを思い浮かべながら、思うこと。それは今の若者に対する期待だ。私たちの世代は失敗だった。私たちの世代は政治に背を向け、ひたすら遊び続けるか、或は政治闘争に明けくれた世代だ。今の若者たちがどんな世代となるのか楽しみだ。
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